外国人がいる会場が笑いの渦になった訳

· Teacher Report

こんにちは!認定講師のAkiです。

 

私が英語講師を始める前に、各国の研究員が集まる研究所に勤務していた時のエピソードをご紹介します。

 

サイエンスワークショップのオープニングスピーチの時のことです。

私の日本人の上司が、

"It is my great pressure for me to give my speech."と冒頭の挨拶をしたら、外国人ばかりの会場がワッと湧いたのです。

 

なぜでしょうか。

それは、上記の文章をよく見てくださいね。

「スピーチをするのがプレッシャーです。」という意味の発音をされていたのです。

 

本来上司は、"It is my great pleasure〜"「〜は嬉しいです!」と話したかったところ、pleasureがpressureになってしまったのですね。

 

pleasureの単語の冒頭は、Pの後にLがあるので、舌先を前歯の裏の歯と歯茎の境目くらいにしっかりあてて、はっきりと「PLE(プレ)」と発音します。

ですが実際は、Lの音が、Rの音に寄ったために、pressure(プレッシャーの意)に聞こえてしまったのですね。

でも、上司は「もちろんプレッシャーもあったよ!」なんて後で笑っていました。

 

このように、英語では似た発音でも、意味がまったく違ってくることがあります。

light(電灯)&write(書く)やclimb(登る)&crime(犯罪)等。

 

学び直し講座では、日本人が苦手とする発音を中心にしっかりフィードバックを受けていただきながら、外国人の学び方へ想いがしっかり伝わる発音を身につけることができます。

 

みなさんも、この先「学び直し講座」で「伝わる発音」を身につけませんか。

 

Enjoy our lives with English together! Have a great day!