MY STORY - NOBU Englishの誕生秘話

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原点は「ちゃぶ台での英会話レッスン」

2003年3月。NOBU English のスタートは、神奈川県藤沢市の自宅アパートでした。

当時、僕はまだ大学4年生。リクナビのサイトを見て、「どの会社もいきたくない」と就職活動を早々にあきらめ、英会話レッスンで生計を立てることを決めたのです。

お金も人脈もありませんでした。あるのは、日本の大学に入学する前の18年間、アメリカで生まれ育ったという経験だけ。ひとり暮らし用の小さなちゃぶ台でのレッスン。1時間2000円で、"教え子"は大学の同級生数人だけでした。ギリギリの生活に不安を覚えながら、でも、何かでっかいことへとつなげていける感触もつかんでいました。

 

「日本の英語教育は、もっとバランスを大事にしなければいけない!」

難関受験を突破してきた同級生たち。「読み」こそはできても、ごく簡単な英会話でとても苦労していました。「How are you?」とあいさつしても「I'm fine‥‥」で、その後が続かない。「And you?」の問い返し、「I'm doing good.(まあまあだよ)」の返事など、自然なやりとりが全くできなかったのです。

「6年間英語を真面目に勉強してきたのに、多くの日本人が英語を話せないのはなぜなんだろう? 英文を読めるのに、話したり、聞いたりできないのはなぜだろう?」

 

この疑問を原点に、NOBU Englishの活動が広がっていきました。「使うためのシンプルな英語教育」に徹底的にこだわり、誰も気づいていなかった日本人が英語を使うときのシンプルなコツを教えていくと、レッスン受講者の英会話力は面白いように伸びていきました。受講者も増え、出版社からはTOEICや学習参考書の執筆依頼が来るようになりました。

 

2009年、中学英語を本気で変えようと、シンプルで使える英語にこだわって監修した中学生向け学習参考書『中学英語をひとつひとつわかりやすく。』シリーズ(学研)は瞬く間に30万部を超える大ヒットを記録(現在は200万部超え)。中学生のみならず、全国の学校の先生や塾の講師からも「be動詞の本当の意味がはじめてわかった」などの反響がありました。

 

今は、動画を使った中学生向けの映像授業や、幼児への英語教育にも取り組んでいます。

日本人よりも日本が好き?

僕の心は、日本人以上に日本人かもしれません。

 

父の仕事の都合で、18年間アメリカで生まれ育ちましたが、両親は日本人。自宅では日本語を話し、和食を食べて育ち、大みそかには紅白歌合戦を見ました。日本の文化が大好きで、日本の社会のために、自分ができることで貢献したいという気持ちが強くあります。 

 

日本人の英語が苦手な気持ちも、英語を話す人の正確なニュアンスも、僕はよくわかります。これを生かしたい。

 

最終的なゴールは、英語を楽しく自由に使える日本人を1人でも増やすこと。「英語=世界共通語」の時代に、日本人が自信と誇りを持って活躍できるよう、英語教育を変えて行くこと。人生をかけて取り組みます。

 

使える英語を身につけたいという方、子どもに自然な英語を授けたいという親、話せて聞き取れる英語を指導したいという先生――ぜひ、僕と一緒に英語教育を考えませんか。

 

やればできます。僕もスタートは、ちゃぶ台での英会話レッスンです。英語を学びたいすべての人のために、僕は力になります。